1.2024年お彼岸はいつからいつまで?
お彼岸は、春と秋の年に2度ありますが、毎年日程が異なります。
春のお彼岸は「春分の日」を、秋のお彼岸は「秋分の日」を中心とした(これを「中日」(ちゅうにち)と呼びます)前後3日間の合計7日です。
お彼岸の初日を「彼岸入り(ひがんいり)」、最終日を「彼岸明け(ひがんあけ)」と呼びます。
春分・秋分の日はどちらも国民の祝日ですが、これは太陽の動きに合わせて国立天文台が定めており、前年2月の閣議決定により正式に決定します。
1-1. 春|3月17日(日)~ 23日(土)
2024年(令和6年)の春のお彼岸の日程は、次の通りです。
3月17日(日)・・・・・春彼岸入り 3月20日(水・祝)・・・中日 ※春分の日 3月23日(土)・・・・・春彼岸明け |
1-2. 秋|9月19日(木)~ 25日(水)
2024年(令和6年)の秋のお彼岸の日程は、次の通りです。
9月19日(木)・・・・・秋彼岸入り 9月22日(日・祝)・・・中日 ※秋分の日 9月25日(水)・・・・・秋岸明け |
2.お彼岸とは?その意味や語源は?
2-1. 祖先を敬い供養する日
現代の日本において、お彼岸とは、お墓参りやお供えをすることでご先祖様を供養する日とされています。
「供養」は、サンスクリット語で「尊敬」を表す“プージャー”の語訳です。
サンスクリット語は、古代インドの宗教や文学で用いられた共通語です。仏教が紀元前5世紀頃のインドで生まれ、お経がサンスクリット語で書かれていた時代もあったことから、仏教に影響を与えている言語の一つとされています。
そのため、仏教における供養とは、「仏や菩薩、諸天などの相手に尊敬の念をもって供物を捧げること」を意味します。
さらに、仏教が日本に伝来した際に、日本古来の自然観や祖先崇拝の習俗の影響を受けたため、日本では死者の冥福を祈ることを「供養」と呼んでいます。
お彼岸の風習は、「仏教の教えや考え方」と「日本古来の太陽信仰や祖霊信仰」の融合によるものといえるでしょう。
2-2. この世(此岸)に対するあの世(彼岸)
彼岸とは、文字通り「向こう岸」のこと。
私たちが生きる欲や煩悩・苦しみに満ちた「此岸」(この世)に対し、迷いのない悟りの境地に到達する仏の世界のことを「彼岸」といいます。
「彼岸」とは、もとは古代インドで用いられていたサンスクリット語の「paramita : パーラミター(完成する、成就する、の意味)」の漢訳「到彼岸」を「彼岸」と略したものです。日本においては音写語で「波羅蜜多(はらみた)」と表記されました。
仏教のお釈迦様の教えの中で、此岸から彼岸に至るための6つの修行徳目が説かれていますが、これを「六波羅蜜」といい、仏教における重要な概念の一つです。
お彼岸は7日間ありますが、中日はご先祖様の供養を、他の6日に修行を毎日1つずつ実践するためともいわれています。
2-3. お彼岸が春分・秋分の日の時期なのはなぜ?
春分・秋分の日の時期を「お彼岸」として供養にあてる理由は、地域や宗派により異なりますが諸説あります。
2-3-1. 西方浄土説による
春分・秋分の日には太陽が真東から昇り真西に沈むことから、「浄土(あの世)への道しるべができるとき」とされたため。
2-3-2. 此岸と彼岸が近づくとされる
春分・秋分の日は昼夜の時間が同じになるため、此岸と彼岸の距離が最も近づき、先祖への思いが伝わりやすいと考えられたため。
2-3-3. 中道思想による
春分・秋分の日には太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の時間が同じになることから、お釈迦様が説かれた「中道」の教えと結びつくようになったため。
中道とは、偏りや執着をもたず、正しい判断で調和を模索しようとすることです。
2-3-4. 善行を積むべき八王日である
八王日とは、 立春・春分・立夏・夏至・立秋・秋分・立冬・冬至を指す言葉です。
季節の変わり目にあたる八王日は「天地の諸神・陰陽が交代する日」とされ、これら日には「閻魔大王をはじめとする神々が世を巡回して人々の行いを記録する」ので、善行を積むべきだと考えられたのです。
古くから日本ではご先祖様を大切にし祖先供養をする慣習があり、これが八王日に積むべき善行の一つとして定着したのです。
2-4. お彼岸は日本独自の文化とも
お彼岸は、煩悩を離れて悟りの境地に至ろうとする仏教思想に加え、日本独自の自然観と神道的な先祖供養の信仰とが結びついたものであるため、他の仏教国にはない日本だけの行事であるとされています。
現在、春分・秋分の日は、いずれも国民の祝日であり、「国民の祝日に関する法律」において、
春分 自然をたたえ、生物をいつくしむ
秋分 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ
と定められています。
春のお彼岸は、新たな生命が息吹き、自然が再び活動を始める時期を迎えることから、生の再生と希望の象徴となります。
一方、秋のお彼岸は、収穫の時期であり、一年の終わりに向けて自然が静かになる時を意味します。
これらの春分・秋分の日を中心とするお彼岸は、日本特有の四季の移ろいと深く結びついていることがお分かりいただけることかと思います。
また、神道的な考えになりますが、日本人は古来より、人は亡くなってもこの世にとどまって、いつでも子孫を見守ってくれている存在であると考えられています。
この春分・秋分の日は、かつては「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」という祭日でした。現在でも、宮中では春・秋には皇霊祭が行われ、神武天皇を始め歴代天皇・皇族の御霊がおまつりされています。
3.お彼岸の歴史はいつから?
3-1. 最古のお彼岸は平安時代にあり
「日本後記」によると、日本最古のお彼岸は、平安時代初期(806年)に行われた、早良親王(さわらしんのう)の怨霊を鎮めるための法要であるとされています。
早良親王は、実兄である桓武天皇から藤原種継の暗殺に関与したと流刑に処され、無実を訴えながら亡くなりました。
しかし、その後、桓武天皇の周りでは天皇妃や母の病死、安殿親王(後の平城天皇)の発病、疫病、洪水、日照りなどの天災が相次ぎ、それらは早良親王の祟りであるといわれました。
そこで、早良親王の鎮魂を願うため「崇道(すどう)天皇」との追号を与え、7日間通して読経を行ったとされています。
これが、後に「彼岸会(ひがんえ)」という行事として、春分・秋分を中心とする7日間に開催されるようになり、江戸時代にかけて年中行事として民衆に定着したとされています。
4.お彼岸には何をする?
仏教の教えの観点からいうと、お彼岸の期間にすべきとされることは、「供養」と「修行」です。
4-1. 供養
お彼岸といえば「お墓参りやお供えをすることでご先祖様を供養する日」と広く知られています。
「供養」の具体的な行動としては、次の4つがあります。
4-1-1. お墓掃除・お墓参り
お彼岸には、家族そろってお墓の掃除を行い、お参りしましょう。
お彼岸にお墓参りをする理由としては諸説ありますが、一つに、春分・秋分の日をはさんだお彼岸の時期は、昼夜の長さがほぼ同じになることから、あの世(彼岸)とこの世(此岸)の距離が最も近くなり、ご先祖様への思いが通じやすくなる時期であるためと考えられています。
そのため、お彼岸の時期にご先祖様のおられるお墓をお参りし、感謝や尊敬の気持ちを伝える風習が定着したとされています。
4-1-2. お仏壇の掃除・お供え
ご自宅にお仏壇がある方は、お彼岸にはいつもより念入りにお仏壇をお掃除し、食べ物やお花をお供えしましょう。
4-1-3. 彼岸会への参加
彼岸会(ひがんえ)とは、春と秋に実施される特別な法要で、故人の魂の平安を願う仏教式の儀式です。
儀式の中で、読経や焼香などの儀式を僧侶が執り行い、参加者が故人を偲びます。
法要のやり方としては、お寺で共に行う「合同法要」と、自宅で行う「個別法要」の2通りがあり、地域や宗派によって異なる習慣が見られます。
4-1-4. 他家へのお参り
地域によっては、お墓参りやお仏壇参りの際に他の家を訪ねる習慣があります。
このような時は、訪問の際に何も持たずに行くのではなく、手土産やお供え物を持参することが一般的です。
日持ちするお線香や菓子折りが好まれることが多いですが、デパートで購入できる果物の盛り合わせや、場合によっては香典として現金を包むこともあります。
具体的なものを選ぶ際には、身近な人に事前に相談するとよいでしょう。
4-2. 修行
お彼岸の期間は、ご先祖様へご供養するだけでなく、仏教修行をすることで自分自身を見つめ直す時期でもあります。
仏教修行とは、「六波羅蜜」に基づく6つの修行徳目で示されています。彼岸は全7日間ありますが、中日の1日は供養を、それ以外の6日は1日1つの修行項目を実践するとされています。
「波羅蜜」とはあまり聞きなれない言葉ですが、「到彼岸(略して、彼岸)」を意味するサンスクリット語の“パーラミター”の写音語です。
つまり、「六波羅蜜」とは、煩悩だらけのこの世(此岸)から、悟りの境地であるあの世(彼岸)に到達するために、私たちがすべき6つの修行という意味です。
六波羅蜜 | 意味 | 内容 |
布施(ふせ) | 親切 | 見返りを求めない応分の施しを行う |
持戒(じかい) | 言行一致 | 戒律を守り、規則正しい生活を送る |
忍辱(にんにく) | 忍耐 | 困難や苦痛を耐え忍ぶ |
精進(しょうじん) | 努力 | 正しい努力を継続する |
禅定(ぜんじょう) | 反省 | 冷静に第三者の立場で自分自身を見つめる |
智彗(ちえ) | 修養 | この世の真理を見極め、上記5つの波羅蜜を実行する |
「修行」というと普段の私たちの生活においてはあまり馴染みがないように感じるかもしれませんが、お彼岸の時期には一度立ち止まり、自分自身の生活を振り返ってみてもよいかもしれません。
5.お墓参りにはいつ行く?
5-1. お彼岸の中日がベストだが決まりはない
お彼岸のお墓参りの日程について特別なルールはありません。
この日に絶対に行かなければならないということはなく、お彼岸の期間であればいつでも構いませんので、ご家族と相談しながら日程を決めましょう。
しかしながら、宗派によっては、あの世(彼岸)とこの世(此岸)が最も近づくとされているので、春分の日・秋分の日にお参りするのがベストであるとも考えられています。
5-2. 午前中~午後の早い時間に行きましょう
基本的には午前中、もしくは午後の早い時間帯といった、日が出ている時間でのお参りが望ましいとされています。
お墓参りを何かのついでにいったり、後回しにしたり、というのはご先祖様にとって失礼な行為にあたります。お彼岸の日はお墓参りを最優先に予定を考えるのがよいでしょう。
なお、夜間のお墓参りは暗くて掃除も難しく、防犯の観点からも危険ですので、避けましょう。
5-3. 都合が悪い場合は別日に
お彼岸の期間中、他の予定があったり、遠方であったり、交通機関が混んで移動が難しかったり、体調が優れないなど、さまざまな理由でお墓参りが難しい場合もあるでしょう。
その場合は、お彼岸の時期を外して、ご自身やご家族の都合のよい日にお参りをしても構いません。
大切なのは、先祖様を想う気持ちです。
ただし、長期間にわたりお墓に行けずにお墓が汚れてしまったり不具合に気が付けないということにならないよう、お墓には定期的にお参りすることをおすすめします。
6.お彼岸に何をお供えする?
お墓やお仏壇へのお供え物は、仏様やご先祖様へ敬意や感謝の気持ちを表す意味があります。
なお、お供えした食べ物を下げた後は、家族や集まった方々と分け合って食べることが一般的であり、よいこととされています。
お供え物は、私たちの故人様に対する尊敬の気持ちを表すものですが、同時に、お供え後は故人様からお恵みいただくありがたいものでもあります。
6-1. 食べ物
6-1-1. ぼたもち・おはぎ
それぞれの彼岸の中日に、春にはぼたもち、秋にはおはぎをお供えする風習があります。
ぼたもちやおはぎをお彼岸にお供えするのは、あんこの材料である小豆に魔除けや不老長寿の願いが込められているためとされています。
中国では古くから、赤色には邪気をはらう力があるとされており、日本でも赤色には特別な力があると考えられてきました。
その習慣から、お彼岸には邪気を払う食べ物として、ご先祖様への感謝と家族の健康を願って 墓前やお仏壇にぼたもちやおはぎをお供えをするようになったといわれています。
ちなみに、ぼたもちとおはぎ、どちらもうるち米やもち米を炊いて丸めたものを、あんこで包んで作るところは共通しています。
しかし、その名前の違いは、それぞれのモチーフとなる花に由来します。
ぼたもちは、春に咲く牡丹の花を、おはぎは秋の七草でもある萩の花をイメージして作られた和菓子です。
そのため、小豆の収穫時期である秋に食べるおはぎは、小豆が柔らかく皮までおいしくいただけるのでつぶあんを使います。つぶあんを使うことで、表面に見える小豆のつぶつぶが、萩の小さい花が咲いている様子に見えるとも。
一方、春に固くなってしまった皮を取り除いてつぶしたこしあんを使い、ぼたもちを作ります。
>>>ぼたもちとおはぎの違いについて詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。 【そうだったのか!】おはぎとぼたもちの違いは?食べる時期、名前の由来を紹介!|産泰神社 このはな手帖 |
6-1-2. 彼岸団子
その名の通り、お彼岸の頃に仏壇やお墓にお供えするお団子のことです。
彼岸団子をお供えすることで、ご先祖様への感謝や敬意を表し、ご先祖様との繋がりを強く感じる風習があります。
この彼岸団子。上新粉と塩だけを使って作る、とてもシンプルなお団子です。見た目は、月見団子に似ているともいえるでしょう。
地域やご家庭によって様々ですが、お彼岸の初日と最終日にお供えすることが一般的とされています。
特に、お彼岸の初日にお供えする場合は「入り団子」、最終日にお供えする場合は「明け団子」と呼ばれます。
6-1-3. 果物
お彼岸のお供え物として、果物も定番の一つです。
スーパーで手に入りやすい、りんご・オレンジ・バナナ・グレープフルーツをはじめ、季節の果物もよいでしょう。
春はさくらんぼ、夏は桃・キウイ・メロン、秋は梨・柿・ぶどう、冬はみかんなどもおすすめです。
果物を選ぶ際のポイントは、
① 常温保存できるもの
② 賞味期限が長いもの
③ 鮮度の高いもの
④ 大きすぎないもの
果物は、「高杯(たかつき)」や「盛器(もりき)」と呼ばれる、お供え用の器を使ってお供えします。これらの器は足が高くなっており、仏様への敬意を示す意味合いが込められています。
6-1-4. 故人が好きだったもの
亡くなった先祖が好きだったものをお供えすることも、尊敬の気持ちを表すのにふさわしいといえます。
ただし、仏教の教えに基づき、肉魚や生もの、お酒などは避けるのが無難です。
どうしても、故人が好きだったステーキやお寿司、お酒をお供えしたいという場合は、近年は食べ物をかたどったローソクといった便利なものも登場していますので、活用するのを検討してみてもよいかもしれません。
6-1-5. 御料供膳
仏様やご先祖様にお供えする精進料理です。
白米と一汁三菜を基本とした精進料理を小さな5つの器にお供えし、仏様へ感謝とご先祖様への供養の心を表します。
お仏壇にお供えするときは、「御料供膳」と呼ばれる小さいお膳を使うと丁寧です。
「御料具膳」と書いたり、「霊供膳(れいぐぜん・りょうぐぜん)」「陰膳(かげぜん)」「供養膳(くようぜん)」「仏前腕(ぶつぜんわん)」など様々な呼び方があります。
なお、精進料理ですので、「三厭(さんえん)」や「五葷(ごくん)」と呼ばれる食材は避けましょう。
三厭とは、獣・魚・鳥のことであり、身近な食べ物でいうと肉・魚・卵などの動物性の食材です。
というのも、仏教には「不殺生戒(殺生を禁ずる)」があるからです。したがって、煮物や汁物では、昆布やシイタケといった植物性の出汁を使いましょう。
五葷とは、五辛ともいいますが、にんにく・玉ねぎ・ねぎ・にら・らっきょうといった香りや辛味の強い食材のことです。
これらの食材は、食べると煩悩を刺激してしまい、修行の邪魔になると考えられているため、精進料理には不向きとされています。
6-2. お花
お供えする花のことを、「供花(きょうか・くげ)」「仏花(ぶっか)」と呼びます。地域や宗派により異なりますが、お花を供えることで、「ご先祖様に美しいものを捧げ、ご先祖様をお飾りする」と言った意味合いがあります。
仏壇やお墓には普段からお花をお供えしますが、お彼岸のときはより一層盛大に、お花をお供えします。
季節のお花や、先祖様が好きだったお花を選ぶとよいでしょう。
特に決まりはありませんが、明るく鮮やかな色が好まれます。白や淡い色お花が基本ですが、黄色やピンク、紫のお花でも構いません。
菊(またはキク科の花)、ユリといった定番のお花をはじめ、春のお彼岸には牡丹・アイリス・マーガレット、秋のお彼岸にはリンドウ・ケイトウといった季節のお花もふさわしいでしょう。
ただし、お花を選ぶ際は、香りが強かったりトゲや毒のあるものは避けましょう。故人の好きだった花がバラである場合は、とげを取り除いてお供えすれば問題ありません。
まとめ
春の息吹と秋の豊かな実りの節目に訪れるお彼岸。
2024年のお彼岸の期間は、以下の通りそれぞれ全7日間となります。
・春・・・3月17日(日)~ 23日(土)
・秋・・・9月19日(木)~ 25日(水)
お彼岸は、悟りに至る仏教思想と日本の伝統が融合した行事であり、先祖を供養するとともに自分自身が修行を行う期間であります。
供養とは具体的に、お墓の掃除とお参り、お仏壇の手入れ、彼岸会への参加などが挙げられます。
お彼岸に家族をそろってお墓参りに行ったり法要に参加したりすることで、故人やご先祖様をあらためて近く感じることができるでしょう。
<参考資料>
先祖のおまつりについて | 神社本庁 (jinjahoncho.or.jp)
仏教知っ得シリーズ(小冊子) ②知って得する「お彼岸」のすべて
「お彼岸」とは | 深く知る、仏事・行事 | 浄土真宗本願寺派(西本願寺) (hongwanji.or.jp)
お彼岸について|仏教・仏事のQ&A|日蓮宗ポータルサイト (nichiren.or.jp)
六波羅蜜とは – 補陀洛山 六波羅蜜寺 (rokuhara.or.jp)
[質問]2024年の秋の彼岸はいつですか? |
[回答]秋分の日である9月22日(日)を中日とする、9月19日(木)~25日(水)の全7日間です。 |
[質問]お彼岸は何をする日ですか? |
[回答]お彼岸は、祖先供養をし善行を積むべき大切な時期とされています。具体的には、お墓参りや仏壇の掃除・お供え、彼岸会への参加などをする日です。 |
[質問]お彼岸は日本固有の風習ですか? |
[回答]お彼岸は、悟りの境地に至ろうとする仏教思想に加え、日本独自の自然観と神道的な先祖供養の信仰とが結びついたものであるため、他の仏教国にはない日本だけの行事であるとされています。 |