産泰神社

産泰神社に
ついて

やすらかに産み、育てる

安産祈願。
それは、授かった小さな命への
はじめての願いです。

産泰神社に鎮まる「木花佐久夜毘売命このはなさくやひめのみこと」は、
桜のように栄える美しさと、
子を産む母の強さを象徴する女性神。
安産・子育ての神として、
母とその家族を見守り続けてきました。

やすらかに産み、育てる

我が子のやすらかな誕生を願うとき、
健やかな成長をよろこぶとき。
折にふれて感謝を伝え、
これからの幸せを祈りましょう。
想いが花咲き、永く確かに続きますように。

産泰神社の
ご祈祷

神主祈祷風景

ご祈祷とは、皆さまのお願い事が叶いますよう、神様と皆さまの仲をとりもつ神職が皆さまの願いを神様にお伝えし、祈りを捧げる儀式のことです。古くより日本人は、妊娠や出産、七五三など人生の節目に、日ごろの感謝を神様に伝え、祈りを捧げてきました。ご祈祷は、皆さま自身が御神殿に昇殿し、神様に向き合いご神徳をいただく、より丁寧な参拝です。

神主祈祷風景

産泰神社は、参拝者の皆さまが神様と向き合うご祈祷を大切にしています。ご家族皆さまで御神殿へ昇殿いただき、玉串を奉りてご拝礼いただきます。ご祈祷は厳かに執り行われ、神職が祝詞を奏上し、お一人お一人のお願い事を神様に丁寧にお伝えします。皆さまの願いが成就されますよう、産泰神社のご祈祷をお受けください。

社紋

産泰神社の社紋には、強く美しいご祭神「木花佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)」を象徴する「桜」が描かれています。対になった桜が花開く様子は、親子が仲良く寄り添う姿を想起させます。それらを包み込むやわらかな外型は、赤ちゃんのかたちをあらわしています。

社紋

安産祈願紋

「安産祈願紋」は、安産祈願への祈りを象徴する「産」の字をかたどった祈願紋です。一筆で結ばれた形には、祈りの結実を経て、親子のつながりが末長く続くようにと願いがこめられています。

安産祈願紋

由緒

縁起書
縁起書

社伝古志故事録は小田原北条氏の乱に焼滅し定かではありませんが、縁起書によると「日本武尊の東征の折り此地に勧請せし」といい、また履中天皇元年鎮座ともいわれています。 本殿の裏には約13万年前に赤城山の「石山なだれ」により出現したといわれる磐座があり、原始古代から信仰の土地であったことが推測されます。

ご祭神

ご祭神に木花佐久夜毘売命を、末社には大山祇神をはじめとする16柱の神様をお祀りしています。

木花佐久夜毘売命コノハナサクヤヒメノミコト

安産・子育ての神として、また美しいお姿から女性の守護神として多くの崇敬を集めています。

信仰のゆえん古事記より

天孫邇邇芸命(ニニギノミコト)は、笠沙の岬で大変美しい女神に会われ名を尋ねると、大山祇命(オオヤマヅミノミコト)の娘で木花佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)であると名乗りました。
邇邇芸命に求婚され一夜の契りを結び御懐妊しましたが、邇邇芸命に国津神との不貞を疑われます。佐久夜毘売命は「もしこの子が国津神の子なら、無事に産むことはできないでしょう。反対に邇邇芸命の御子ならば安産に違いありません。」と、出入り口の無い産屋を造り中に籠られました。やがて出産の時が来ると、内側から火を放ち燃え盛る炎の中で、三神を無事お生みになられ、ご自身も無事であったといいます。
木花佐久夜毘売命の、女性としての美しさ、母としての強さを象徴するエピソードです。

末社まっしゃ

大山祇神社(主祭神木花佐久夜毘売命の祖神様)/日枝神社(産業発展の神様)/絹笠神社(養蚕・穀物の神様)/秋葉神社(火防の神様)/愛宕神社(火防の神様)/稲荷神社(衣食住の神様)/二柱神社(国生みの夫婦神様)/厳島神社(芸術・音楽の神様)/菅原神社(学問の神様)/大国神社(縁結びの神様)

木花佐久夜毘売命 掛け軸

境内案内

境内外観

群馬県指定重要文化財である本殿・幣殿・拝殿・神門・神楽殿・金刀比羅宮・境内地をはじめ、鎮守の森や安産・子育てのお参りどころをご紹介いたします。

年間行事

行事風景

神社には、四季折々の行事・お祭りごとがございます。ここでは、産泰神社の神事や歴史ある行事をご紹介いたします。